入社面接

こんにちは

かまこです。

今回は個人店の面接についてお話していこうと思います。

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・面接形式

・面接内容

・後から聞いた印象

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〇面接形式

私の代は就職先で入社希望人数が多かった年だったらしく、初めて集団面接をした年でした。私を入れて5人で同時に面接をしました。1問に対して2人くらいに順番に指されて答える質問形式でした。

〇面接内容

以下は質問内容と私の答えです。

Q.何に興味があるのか、好きなものは何か

A.これは他の人が受けていた質問で、回答者は「コーヒーが好き」と答えていました。

 それに対して深堀されていて回答者は良く飲むくらいで詳しいわけではなかったみたいで少し困っていました。1つでも多少詳しいことを持っていると良いなと思いました。

Q.ジェノワーズ(スポンジ)のよい見極め方

A.気泡が均一、きめがあるか、

表面を押したときに変なしこりはないか(バターや小麦粉がダマになっていないか)、

上辺が変な風に割れていないか

弾力があるか(ふわふわしているか)

厚さがあるか

Q.将来どうしたいか

A.自分のお店を持ちたい

Q.販売もやることになるがそれでも良いか

A. はい。むしろやりたい。

Q.製菓技能検定1級の試験内容

A.これは私の代ではないのですが、2つ下の代でペーパーテストも実施したと聞きました。この前の年にシェフが菓子製造技能士1級を受けていたのでその問題が少しと基礎知識(パティシエールの作り方や食品衛生など)の問題が出題されたそうです。

 Q. なぜこのお店を選んだのか

 A. 何店舗か回って食べて一番働きたいと思ったから。

 Q. 通勤時間はどのくらいか

 A. 自転車で15分くらい

 Q. 重労働であるが、女性は体調面で大丈夫そうか

 A.大丈夫です。

他にも何個か質問されたと思いますが、こんな感じの質問が1人1人ふられていきます。

面接では2人に絞られて後日実技試験をやりました。新卒なので、どれくらいできるかというよりも、主に「職場の雰囲気に合うか」と「言われたことをちゃんとできるか」が見られていたと思います。2日間で実施され、販売と製造の手伝いを1日ずつやりました。一緒に受けた子とはバチバチしていたというよりもお互いどんな感じだったか話して2日目の最後には「できれば2人とも受かっていると1番いいね」と話しをしたのを覚えています。

※5年前の記憶なので所々あいまいなことをお許しください。

〇後から聞いた印象

質問に対して回答が早く、はっきりしていたところが決め手だったそうです。それは私の後輩に対しても選ぶ要因に入っていたそうです。

私は普段あがり症で緊張すると頭が真っ白になってしまうのですが、受けた5人の中で一番家が近いのに最後に到着したため(遅刻したわけではないですが)「終わった・・・」と思って半分開き直って挑んだのが結果的に良かったです。要はどれだけ緊張せず平常心に近い状態で考えられるのかだと思います。とはいえ何があるかわからないので、試験会場には早めに行くようにしましょう。

私の前に入社した人はもともと販売のアルバイトから製造の社員になったそうですが、販売アルバイトと製造社員の仕事内容、対応のギャップがありすぐ辞めてしまったそうです。お店によって違いはあると思いますが、アルバイトから社員になる場合

「バイトで乗り越えられたのなら製造の社員になってもちょっと忙しくなるだけでしょ」

と思っていると危険かもしれません。

私の内定が決まってからも中途採用で先に入った人がいましたが、クリスマス研修が一緒になっただけで、私が入社した時にはもういらっしゃいませんでした。1か月後には辞めてしまっていたそうです。その為、私が入るまではしばらく長く続いた人がいなかったと聞きました。

お店によっていろんな特徴があり、個人の色がとても濃いので人によって合う、合わないがはっきりしていると思います。私はたまたま合っていたので辛いことがあっても何とか続けることができましたが、無理に続けた場合、最悪うつになってしまうこともあります。「根性で乗り切れる」と「本当に合わない」をしっかり見極める必要があります。

先輩や同じ業種の人に相談する場合

「どこに行っても同じ厳しさがある」「そもそも向いていないのかも」

と言われることが多いと思います。もちろん私もそんなに甘い世界ではないと思っているので根性で耐えながら辛いことも乗り切るのは必要なことだと思っています。しかし、時代が流れる中で、人の働き方に対しての考え方はどんどん変わってきています。そこから考えると根性論では乗り切れないところが出てくるのではないかと思います。

実際私も最初の就職先は続けられたので合っていたと思いますが、辞めてからバイトで入ったフランス料理屋さんは1か月で辞めました。私の心の弱さもありますが、どうしてもシェフの言葉が突き刺さってしまい、続けられませんでした。

あまりにもどこの職場も長続きしないのはよくありませんが、時には勇気をもって辞めることも重要です。ただ辞める際には自分でちゃんと辞めることを告げて退社しましょう。

〇まとめ

面接はいくら準備していても予想外の質問が来ることも多々あります。ちゃんとしたことが言えなかったとしても気持ちを強く、自信をもって行くことがまず大事なのではないかと思います。体育会系の仕事になるので、やる気を強く伝えることはとても良い印象を与えます。自分が本当に続けていけるのか不安に思う方もたくさんいらっしゃると思います。私もその1人でした。しかしやってみないと何事もわからないので、やると決めたのであれば腹をくくって挑戦してみましょう。

それではまた~^^

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