パティスリーの年間スケジュール。繁忙期と閑散期はいつ?

こんにちは。かまこです。

パティスリーの繁忙期と言えばクリスマス!と思う方が多いと思います。

確かに1年で一番にぎわうのはクリスマスです。

…が、しかし!その前から忙しいです。

地方と都内のパティスリーだと若干違いが出てくる場合がありますが、実体験をもとに書こうと思いますので、地方の場合でお話ししていきます。

では具体的に繁忙期と閑散期はいつなのでしょうか。

繁忙期

1年でイベントごとは沢山あります。

特に日本は無宗教の方が多い為楽しみなイベントは多いのではないでしょうか。

つまり忙しいのは12月だけではありません。

ハロウィン

繁忙期の始まりはハロウィンです。

今は仮装のイメージが強いかもしれませんが、元は仮装をした子供たちが「Trick or Treat」と言って近所の家を周りお菓子をもらうイベントです。

小さいお子さんがいらっしゃるお母さま方を良く目にします。

それに加え季節的に女性が好きな芋、栗、かぼちゃの旬の時期になりますので、こちらの食材を使ったスイーツも人気です。

クリスマス

クリスマスと言ったらケーキ!

言わずもがな1年で最も忙しいです。

寒い中並んで買いに来てくださる方もいらっしゃいますのですべての方においしいケーキをお届けできるように日々頑張っております。

1年間の働きがこの一番忙しいときにどう生かせるかで自分の成長を感じていました。

お正月

お正月はおせち、お雑煮を食べて…ケーキ?と思うかもしれませんが意外といらっしゃいます。

お子さんが小さいご家庭はケーキのほうが喜ばれるのかもしれません。

祝い事としてというのもありますが、帰省して手土産にお持ちいただく方が多いです。

その為、ケーキというよりは焼き菓子をお買い求めくださる方が多く、焼き菓子の正月飾りのギフトが人気でした。

バレンタイン

 バレンタインは他の国ではプレゼントを交換し合ったり男性から女性にお花を贈ったりする日ですが、女性から男性にチョコレートを贈る文化は日本独自です。この時期になるとボンボンショコラの味を1粒ずつよく考えて選んびギフトにしている女性が多いです。今は義理チョコ、友チョコもありいろんな方にプレゼントされるのでチョコのお菓子が多く並びます。

 ホワイトデー付近はやはり男性のお客様をよくお見掛けいたします。普段パティスリーにあまり来たことがない方も迷いながらも一生懸命選んでるらっしゃいます。

一番ほっこりしたエピソードをご紹介いたします。

高齢の男性のお客様がショーケースの前で悩んでらっしゃいました。

「お決まりでしたらお伺いいたします。」と声をかけると

「あまりこうゆうもの(スイーツ)を買ったことがないからどれを選べばよいかわからなくて…」とおっしゃいました。

その後渡す方の好みなどを伺い一緒に選ばせていただき無事決まりました。

わからないながらも見に来てくださり、お相手のために真剣に選ぼうとしているお姿になんだかほっこり幸せな気持ちになりました。

卒業、 入学、就職

人生の節目となる行事です。

ケーキにのせるプレートに「○○おめでとう」と書くと「新しい環境楽しくかんばってください!」と心の中で行っていたのを思い出します。

ひなまつり、こどもの日、母の日、父の日

ひなまつりは3色菱餅型のケーキ、こどもの日は鯉のぼりや兜の形のケーキ、母の日はカーネーションのケーキ、父の日はネクタイやひげの飾りを使ったケーキ。それぞれのイメージに合わせたモチーフのケーキが並びます。

 特に女性のイベントであるひなまつりと母の日は沢山の方が来てくださいます。

母の日はクリスマス、お正月の次に大変だったのでびっくりしました。

まとめ

繁忙期イベントスケジュール

11月 ハロウィン、(七五三)

12月 クリスマス

1月 お正月

2月 バレンタイン

3月 卒業、ひな祭り

4月 入学、就職

5月 こどもの日、母の日

6月 父の日

祝い事、イベントにはケーキあり!という感じでいろんな場面、用途でお客様が来てくださります。

大事な場面でご利用いただけることが多く、お客様に喜んでいただけるとこちらも嬉しく思います。

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